結果的に自粛延長にまでは対応できず中途半端に終わった今回の自粛となり、これで良かったのかと自問自答しながら営業を再開したのですが、
実は店長、自粛決定の一週間前に在籍嬢の皆さんに、一人でも出勤希望者がいる限り責任持ってお店を開け続けますとカッコよく言っておきながら手のひらを返したように今回の自粛を決行しました。
ギリギリまで悩んで迷った末の決断でした。
お店の女の子は感染するリスクだけではなく、感染したときの身バレのするというプレッシャーに大きなストレスを抱えながら、それでも働く理由があります。
そんな中で一週間もお店を閉めることで、まず一番に考えたことが休業中の在籍嬢に対してお店として何をしてあげれるか?でした。
それについて自分なりに考えた3つのこと。

まず1つ目が皆さんご存知の4/29の「昭和の日」100%女の子還元。
例年はお客様還元の無料デ―の日なのですが、少しでも休み期間中の足しになればと今回は在籍嬢に全バックで還元するイベントとなったのですが、通常料金でお客様にとってはメリットなしだったにもかかわらず、なんとこの日は売上金額・本数ともにこれまでの最高記録を塗り替えました。
年末じゃないのにこのまま年が変われば最高のエンディングなのに、、と心底思えるくらいこれは本当に嬉しかった。
応援してくれたお客様、経験したことのない忙しさを前にヘトヘトに疲れ切ったスタッフ、あらためてこの場で感謝です!!

2つ目が、「緊急小口貸付」という制度の案内。これを読んでいる他店の嬢の方でも本当に経済的にキツいのであればこの制度使ってみては?
貰えるわけではなく貸りるので返済義務はありますが、職業風俗でも保証人がなくても無利子で貸してくれます。特に今は柔軟に対応してくれて、状況によっては返さなくてよくなったり公共料金の支払も免除されたりします。
コロナ対策で国が色々と支援してくれる制度が増えていますが、分かりにくかったり難しかったり、風俗は対象外だったりがあるので、どんな質問にもちゃんと答えれるように、ネットで調べるだけでなく実際に出向いて詳しく話を聞かせてもらいました。

3つ目が、お店からのバンスの貸付。

これら3つを在籍嬢にしっかり案内した上での今回の自粛。
もちろん商売としてデリヘル運営をしている以上、当店から感染者を出さないようにとか、うわべだけの理由を言うつもりもありません。
今後来るであろう不況をどう乗り越えるか。
今は利用を控えている常連様の中にも、今回の自粛を理解してくれて、それを評価してくれて今後も安心して昭和妻を使い続けるよ。といったお客さんを見込んでの戦略的な店休でもあります。

業種は違えど、みなさまの中にもたくさんの経営者の方がいて、今回のことで同じように悩みを抱えていると思います。
一緒に乗り越えていこうなんて綺麗事を言うつもりはありませんが、在籍嬢含め、お店を支えてくれるたくさんの方々に、どういった形であれど昭和妻と関わって良かった。と思ってもらえるようなお店づくりを今後も目指していかねばと考え直された店長のステイホームでした。