メンヘラ店長

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先月のおめでたい話から一転するのですが、
お店の女の子もあまり知らないと思うのですが実は店長、パニック障害という心の病になって早10年。
それまでは心の病とか全く縁のないタイプだと思っていたのですが、その日以来とにかく病気を治すことが人生最大の目標になってた気がします。
まだ完治とまではいきませんが、治らない自分を受け入れつつ、こうして落ち着いて過去を振り返りながら自分を客観視できる状態にはなったのでしょうか。

一般的に夜の業界の女性に多いイメージの心の病全般。ところが僕の知る限り、お店の経営者にも多いんです。
それも鬱病ではなくてなぜかパニック障害の方。
たまたまなのか、理由があるのか。
どちらにせよ原因が分かったからと言って治せるような単純な病気ではないことは確かです。

きっと自分がこの病気になった意味があるはず。と延々と探し続けてきましたが、少なくとも僕自身は見つけることができませんでした。
ただし心の病に苦しむ辛さを身を持って体験してきたことは紛れもない事実。
無責任な頑張れって言葉や、気のせいだとか考えすぎと言われて悩んだり、人それぞれ症状が様々なので経験者として上から目線で言い切れるアドバイスなんてありませんが、僕がひとつだけ言えること。
こういう病気を解決できるのは結局は時間しかないのかと。
薬を飲んだり、色んな療法を試したり、病院に行っても行かなくても、色々あらがったとこで解決できるまでの時間はある程度最初から決まっている気がします。
どうせ同じ時間を過ごすのであれば、目の前のやるべきことをしたほうがマシ。薬で紛らわせながら過ごしたほうがマシ。理解ある環境の中で過ごしたほうがマシ。

働くとしてもそんなお店の方がよくないですか?

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